「自立と共生」の豊かな社会の実現をめざす市民の会
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2014/11/02

オリーブ千葉の理念を実現するために

Tweet ThisSend to Facebook | by:olc_admin


オリーブ千葉の理念を実現するために
井上 雅之

 

「オリーブ千葉」は、緩やかで、開かれた市民の会として、「自立と共生」の豊かな社会を目指し、国民の生活を第一に考える政策を実現することを理念として掲げています。 では、この理念を現実化する上で、私たちにはどのような活動姿勢が必要なのでしょうか? この点について、私なりの見解を述べてみます。

自立と共生の豊かな社会を目指すためには、何を差し置いても、まずオリーブ千葉自体が、会員個々人が自立し、ともに歩むという活動原理のもとに会員の活動を保証する、緩やかで、開かれた組織(プラットフォーム)でなければならないのではないでしょうか。

 ここで「緩やか」と申しますのは、「小異にこだわらず、大同を求める」という姿勢であります。 そして、「開かれた組織」と申しますのは、ボランティアである会員個々の理想や考え方が十分に尊重され、相互に刺激し合う中で、考え方が深まって行き、結果としてオリーブ千葉の理念実現への方針が生み出されるような組織の在り方です。

 すなわち、会員が潜在的に有している希望や、願いや、意欲や、必然性や、使命感などをあぶり出し、時には会員間で競い合いながら、何らかの造形に仕上げていく方法を採用することが極めて大切になると考えています。

さらに、政党や政治家との関係を探り、他のボランティア組織との協働を促進しつつ、いわゆる一般大衆と呼ばれる人たちとも政治的な方向性を共有できるような活動を展開するためには、これまでの既成観念にとらわれることなく、むしろ「新しい方法(ソクラテスが言うところの“産婆法”のごときもの)」に挑戦する必要があると考えております。

「政治は言葉である」とも「民主主義は時間がかかる」とも言われますが、これは、暴力はもとより、利害や権威でもなく、「対話」によって当事者との共生を図っていくことこそが民主主義社会における政治活動の基本的姿勢だからにほかなりません。

 こうした対話・共生型の活動を進める上では、いたずらなリーダーシップ志向は当事者間におけるヘゲモニー(覇権)争いに堕する危険を伴いますし、当事者間の意見の衝突を回避しようと調整型手法にばかり頼っていては、新しいものは生み出されません。

 オリーブ千葉の当事者としては、政治家、連携対象の組織・団体の構成員、会員およびその周辺の人たち、および大衆一般ということになるでしょう。 そうした当事者との対話を通して、社会に横たわる諸問題を抽出し、それらの解決策を模索することでオリーブ千葉の理念に近づけていきたいものです。

オリーブ千葉会員の皆様には、オリーブ千葉プラットフォーム上において、多様な分野で自立的な活動を展開されることを期待しています。


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