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2015/10/05

永続敗戦レジームの断末魔としての安倍政権

Tweet ThisSend to Facebook | by:olc_admin

    白井聡氏:小沢一郎政経フォーラム9/29講演

  【永続敗戦レジームの断末魔としての安倍政権】

 

 白井 聡氏(京都精華大学人文学部専任講師)

  著書:「永続敗戦論ー戦後日本の核心」太田出版

 

929日に行われた小沢氏の政経フォーラムの講師

白井聡氏の講演の一部をツイッターに書き出させて

頂きました。

そのツイートを合わせて下記に転載いたしました。

日本に生まれ育ち、長く生活させてもらっていながら

自分の国の状況をどれほど理解していたのかと自戒

することが多いです。

 

白井氏が講演の最後に語った言葉、

「長い間、孤独に戦ってきた政治家がいる。

 現在ようやく共に闘う国民の存在を見つけたのだ。」

 

国民の意識が、本当にそこまで育っているのか、私には

分かりません。

 

それでも、戦う政治家の存在があったからこそ、その弾圧の

理不尽さに気が付きだした国民は少なくなくいました。

 

僅かながらもネットというツールを通し、世界の情報を

手に入れることで見えてきた世界もあります。

それをいかに広げていくかは、あまりに大きな課題ですが・・。

 

?白井聡氏:小沢一郎政経フォーラム9/29講演?

【永続敗戦レジームの断末魔としての安倍政権】

 

《永続敗戦とは》

 

「大義も、勝利の可能性も無かった戦争を始めた

 責任を誰も取る事も反省をする必要もない。

 負けたことを認めていないのだから、延々と負け

 続ける。」

 

「大戦で日本人だけでも死者300万人、その内

 200万人は、最後の1年間で死亡。

 すでに負けると分かった戦争を国体護持のみで

 続けた。

 国民の不幸など顧みる事などなかった。」

 

《特殊な無制限な対米従属体制の形成》

 

 アーミテージ氏も語っている。

「私は、日本に多くの友人を持っているが、

 日本を愛するゆえに私が何かをすること

 は無い。

 何が米国の国益化を知っている。」2013/4

 

「原発事故3.11は、敗戦時のデジャブだった。

 無責任の体系(日本型システム)のド真ん中。

 むちゃくちゃな戦争を止められない「組織」。

 そして、悲惨な結果後つぶやく、

   ?実は自分は内心反対だった? と。」

 

《国と国民の品格》

 

  翁長沖縄県知事:

  「沖縄の基地問題の解決なくして日本を取り戻すことは

   出来ません。

   日本の品格が問われているのです。」

 

《永続敗戦レジーム支配者のジレンマ》

 

 「親米保守政権を続けるためには、中国脅威論をあおる

  しかない。

  しかし、やりすぎると本当に日中開戦が起こり得る。」

 

 「世界に類のない対米従属と責任も反省も否定した

  永続敗戦レジーム、その中でも戦ってきた政治家は

  存在した。

  この孤独に戦ったきた政治家は、現在ようやく共に闘う

  国民の存在を見つけたのだ。」



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