《維新、幹事長に松野頼久氏、幹事長代行に松木謙公氏を選出》
大阪都構想を巡る選挙結果を受けて、維新の党の橋下徹氏と江田憲司氏が代表を辞し、間髪おかず
に、松野頼久氏が幹事長に、松木謙公氏が幹事長代行に選出されました。 ほんの僅かですが、希望
の光が近づいてきたような・・・。
松野頼久氏といえば、お父様の松野頼三氏のことが思い浮かびます。 松野頼三氏は、細川護煕元首
相の政治指南役であり、政界引退後も「小泉純一郎首相の師」とも言われました。
2006年、小沢一郎さんと菅直人さんが民主党代表選挙で争った際、テレビの生放送に松野頼三氏が
出演されました。 その翌月にお亡くなりになったので、きっと病をおしての出演だったのでしょう。
小沢一郎さんは、民主党代表選挙の際の演説の中で、映画「山猫」のバート・ランカスター演じる労貴
族の「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」というセリフを引用して、自己の改
革、民主党の改革、日本国の改革への意気込みを、私たちに語りかけました。
それを聞いていた松野頼三氏は、「ようやく横綱が出てきた。 これで横綱相撲がとれる」としみじみと、
そして本当に嬉しそうに語っていたものです。 私は、その時のお顔を未だに忘れる事ができません。
小沢一郎さんは民主党の代表選挙で勝利し、それからは民主党の大勝利が続きました。 その頃か
ら、「無血革命」が起きたと、官僚達は戦々恐々となったと聞いています。
陸山会事件や検察審査会を利用して、彼ら官僚達は時間をかけて、小沢一郎さんを冤罪に陥れるシ
ナリオ書きに知恵を絞り、それを実行に移したものと思われます。 その結果、「民主党をメルトダウンさ
せ、変質させる」という彼らの目的は100%達成したのかも知れませんが、その一方で、官僚達のあこ
ぎな実態、とりわけ日本の司法の不正義ぶりがあまねく暴露されることになりました。
うまくやったと官僚達は未だに思っているかも知れません。 でも、いずれその事が、巡り巡って彼らの
首を絞める結果になる・・・、そう私は信じています。 きっと、お天道様は見ていて下さると。
(HSB記)